「仕事ができるようになりたい」
「思うように仕事がこなせない」
誰しもが持っている悩みですね。
どうすればよいのか?
結論 → 「ダメ社員の特徴」を理解し、逆のことをやればよいです。
現在の会社に、新入社員から5年以上「ダメ社員」として過ごし、
その後、ダメ社員から脱出した私が、「ダメ社員の特徴」を解説します。
ダメ社員の特徴(過去の私)
過去の私を振り返ると、下記のような特徴がありました。
- スタートダッシュに全力投球しない
- 言い訳が「〇〇さんが言ってました」
- コニュニケーションを積極的に取ろうとしない
- 長時間働いていることを評価してもらおうとしている
- 「分からない」ことが分からない
- 優先順位をつけない
- 誰かが助けてくれる、と思っている
- でも、助けを求めない
これをやめることによって、「ダメ社員」から脱出しました。
それでは一つずつ解説していきます。
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スタートダッシュに全力投球しない
入社したての時・部署異動の直後に、業務内容を教わっていて、
「ゆっくり覚えていけばいいよ」
と言われ、この言葉を鵜呑みに、マイペースにやっていたら、
その後に、痛い目を見たことはないでしょうか?
優しい言葉をかけてくれていた先輩が、掌を返したように自分を批判してきたり。
初めて仕事をするとき、スタートダッシュに全力投球しないといけない理由は、2つあります。
①初めてとはいえ、一人の戦力である
会社というのは、余剰人員を配置することはありません。
(よほどユルい会社でなければ)
なので、新人とはいえ、早く一人前の業務ができるようにならないといけません。
ここで全力投球していない人は、あっさり切り捨てられてしまいます。
仕事を「ゆっくり覚えていい」なんてはずがありません。
周りからの、甘いアドバイスは全て偽りであると思って、取り組みましょう。
②第一印象で全てが決まる
人間は、一度アタマの中にインプットした印象は、なかなか覆せません。
ということは、最初に受けた印象を、その後もひきづることになります。
なので、スタートダッシュで全力投球をする人は、
周りにポジティブな印象を与えます。
逆に、スロースターターな人は、最初に周りからネガティブに捉えられてしまいます。
この印象が、その後も続くため、スロースターターは、少しの失敗をしても、
「またやったか」「どうせダメだろう」
と周りに思われてしまいます。
なぜスタートから本気出さない?
私が会社に勤めていて、間違いなく伸びる人材は、
入社直後の熱意がハンパないです。
反対に、「少しマイペースだな」という人は、その後に苦労していますね。
スタートダッシュに全力投球な人は、少数派です。
これは、日本の教育が影響しています。
学校では、全員と「足並み」を揃えて勉強を教えていきます。
その中で、「まだ習っていないこと = 分からなくて当然」という常識が
植え付けられています。
もちろん、習っていないことをやって、失敗するのは当然ですが、
多くの人は、「習っていない = 分からなくて当然 = やらなくてよい」と
思い込んでいるからです。
酷い場合だと、「教えていないことをするな」という先生もいたぐらいです。
他の人よりも、1 秒でも早く覚えて、より先にすすむ意識が大切なのにね。
たいていの企業は、入社後に新入社員研修をします。
私の会社は、4ヶ月間もありました。
これが落とし穴です。
新入社員研修は「お勉強」です。
(一部、修行のような研修をやっている企業は別ですが)
社会人のスタートが「お勉強」なので、新入社員は、「学校の延長」という感覚が無意識のうちに刷り込まれていきます。
いくら人事部の社員が、
「会社は学校ではない」「学生気分は捨てろ」
と言っても、研修は「お勉強」なので、無理ですよね。
そんな研修の後に、ビジネスの現場に配属されるわけですから、
エンジンがかからないのは当然ですよね。
新入社員研修は、落とし穴ですので気をつけましょう。
言い訳が「〇〇さんが言ってました」
次の「ダメ社員」の特徴です。
「〇〇さんが言ってました」
「ハァ?」
上司とできない部下の、よくあるやり取りではないでしょうか?
「〇〇さんが言ってました」は完全に他責ですよね。
私もよく使ってました。
使うたびに、上司から怒られましたね。
本当に、自分の責任範囲ではない内容を説明するときは仕方ないですが、
自分の業務のことを「〇〇さんが言っていました」ではダメですよね。
解決方法は、
「自分の仕事・行動を説明できるようにしておく」
「他の人から聞いた情報は、理解するまで調べる・聞く」
です。
そもそも、他の人から聞いた話を、別の人に伝えるだけの人間は、
ビジネスにおいて不要ですね。
少なくとも、「自分はどう思うか」という視点を常に考えておくべきです。
コミュニケーションを
積極的に取ろうとしない
「ダメ社員」はよく怒られます。
怒られすぎて、報告・連絡・相談することが怖くなってしまいます。
そうなると、自分で仕事を抱え込んでしまって、
さらに深みにはまっていきます。
勇気が必要ですが、上司・先輩と、細かいことでも、
報告・連絡・相談をしていくしかないです。
これは、上司・先輩にも非があります。
私の会社員としての経験上、上司に相談しやすい雰囲気があった職場は
ゼロでした。
もし部下を持つ立場になった時は、相談をしやすい雰囲気を作れるように
したいですね。(どうすればよいのかは、現時点では分かりませんが)
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長時間働いていることを
評価してもらおうとしている
「ダメ社員」はだいたい残量が多いです。
(仕事がなく、毎日定時で上がっているような「ダメ社員」は末期状態ですが)
自分の仕事に成果が出ていないので、
せめて、「頑張ったアピール」をしようとします。
私もしていました。
いま覚えば、誰も評価してくれませんでしたね。
「昨日24時まわったんです」
「へぇ」
これで終わりです。
頑張ることは素晴らしいのですが、
長い時間仕事する = エライ という考え方は捨てましょう。
上司・先輩が残っていて帰りづらくても、思い切って
「お先っす」と言って帰ってやりましょう。
何とかなるものです。
その分、仕事で成果を出してやりましょう。
成果が出なくても、時間ではカバーできないものがほとんどです。
無駄な残業はやめましょう。
以上「ダメ社員」の特徴を4つ説明しましたが、
残りは別の記事にて解説させていただきます。