「出世して裕福になりたい」
そう考えている方多いのではないでしょうか?
私も考えていました。
でも、ムリです。
会社員の給料だけでは。
冷静にご説明しますね。
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裕福になれないのはなぜ?
あなたの上司の年収は?
あなたの上司の年収はいくらでしょうか?
1,000万円? もっと多いですか? 少ないですか?
上司との年収の差はいくらでしょうか?
おそらく数百万円ぐらいではないかと思われます。
私の場合、直属の上司との年収の差は、ざっくり200万円ぐらいです。
「今の給料から、年間200万円プラスになれば、裕福になれるのではないか?」
甘いです。年収が上がれば、上がるほど所得税率が上がります。
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所得税はどれくらい?
では、所得税はどのくらいかかるのでしょう?
国税庁のHPに税率が掲載されいます。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
私の年収が、ざっくり750万円で、上司の年収が950万円としましょう。
私と上司の所得税を比較してみます。
私の所得税
年収が「695万円を超え900万円以下」なので、
税率は23%、控除額は636,000円です。
なので、所得税額は、
7,500,000 × 23% – 626,000 = 1,089,000円
となります。
※税金で百万円も取られてるんですね。。。
上司の場合
年収が「900万円を超え1,800万円以下」なので、
税率は33%、控除額は1,536,000円です。
所得税額は、
9,500,000 × 33% – 1,356,000 = 1,779,000円
となります。
私と上司の所得税額の差は、
1,779,000 – 1,089,000 = 690,000円です。
もし私が、出世して、上司と同じ年収になったら、
年収は200万円上がっても、手取りは、131万円しか上がらないことになります。
何だか、損した気分ですね。
会社員は限界がある
あなたの限界は?
あなたの貯蓄の限界は、
「あなたの上司」でしょう。
あるいは「上司の上司」ぐらいでしょうか。
実際、外資系のフルコミッションの金融会社でもない限り、
給料には限界があります。
また、出世というのは、上がれば上がるほど、狭き門となっていきます。
(正直、私は、今よりも出世できる気がしませんね。。。)
なので、これから貯蓄できる額は、
(現在の年間貯蓄額 + 上司との年収の差 − 所得税) × 年数
となります。
この中で、変動する要素は、
・上司との年収の差
・年数
ですね。
この2つも上限がありますよね?
ということは、会社員の給料だけで資産形成するのは限界があるということです。
そもそも裕福とは?
どれぐらいお金があったら裕福?
これは、人それぞれ意見があると思いますが、
私は、「お金の心配がなくなる状態」が裕福だと思っています。
言い換えると、「いま仕事をやめても生活していける」ということです。
では、あなたの上司や、上司の上司が、
今すぐ仕事をやめて、生活していけるだけの蓄えがあるでしょうか?
おそらく無いですよね?
そもそも、上記の状態になるには、
年間生活費 × 残り寿命
の貯蓄が必要となります。
一介の会社員にためられる額ではありません。
なので、皆さん、退職金や年金をアテにしていますね。
※退職金・年金もらえるかわかりませんが。。。
じゃあどうする?
結論からいきます。
「働かなくても、生活費がまかなえる収入がある状態になる」
これなら、裕福ですよね。
どうやればよいか?
答えは、投資で配当をもらう、です。
ではそのために何をしないといけないのか?
2つです。
- 副業する
- 投資する
副業する
本業(会社員)以外での収入を作りましょう。
※私もここに挑戦中です。
収入が得られるようになったら、可能な限り投資に回しましょう。
この辺り、サラッと書きましたが、まずこのステップが非常に大変です。
しかし、世の中のほとんどの社会人が、副業をやっていません。
もし副業を失敗しても、本業での収入で生きていけるのですから、
挑戦した方が良いですよね。
投資する
本業・副業で得た収入を可能な限り投資します。
投資して得た利益は再投資します。
こうして、資産を大きくして、
配当が、生活費を上回ったらゴールです。
(金持ち父さん風に言うと、ラットレースから抜け出した、ですね)
まだまだ乗り越えていかなければならない壁が
数え切れないぐらいあるのでしょうが、
ゴールにたどり着けるよう頑張ります。