日経テストで500点をとるのに最低限覚えておくべきワード(その1)
「日経Test」とは、
受験者数のべ220,000人、受験法人数のべ500社(2019年12月時点)の
大学生・社会人向けの試験です。
この試験、過去問情報などがほとんどなく、
「どうやって勉強すればよいのか?」
「どういう内容を覚えればよいのか?」
「どんな問題が出題されるのか?」
という悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?
(その疑問に詳しく解説している記事はこちら↓)
【日経テストって何?】概要と対策
勉強方法につきましては、
過去に下記の記事を投稿しておりますので参考にしていただければ。
公式テキストを勉強しても、範囲が広く、
どういった問題が出るのか想像がつきにくいです。
(私も2018年に初めて受験したときは、不安いっぱいでした。。。)
そこで過去4回の日経Test受験経験のある私が、
確実に出題されるポイントを4個ご紹介させていただきます。
なお、私は2020年4月に、月間で3回も日経Testを受験し、
この3回の受験時も、毎回出題された内容です。
【ストイックになりたい人向け】ストイックへの道(考え方)
下記が必ず覚えていただきたいポイント(キーワード)4個です。
それでは、解説していきますね。
(こちらの記事もあわせてお読みください。↓)
【日経テスト500点】最低限必要な知識②
【日経テスト500点】最低限必要な知識③
GDP(国内総生産)
GDPとは
GDP(=国内総生産)とは、
「国内で一定期間に生産されたモノやサービスの付加価値の合計」と
説明されます。
第一次産業から第三次産業まで、国内全ての事業者が稼いだ「もうけ」の
合計です。
GDPは、各国とも国連が定めた国際基準に沿って作成しているので、
世界の国・地域を比較することが可能です。
興味がある方はこちらのサイトで調べることができます。
https://unstats.un.org/unsd/snaama/Basic#
2018年時点のGDPは、世界で高い順に
①米国
②中国
③日本
④ドイツ
⑤英国
⑥フランス
⑦インド
となっています。
金額を覚えておこう
日本の、2019年10-12月の四半期の実質GDPは、530兆円でした。
日本のGDPの金額については、下記サイトで調べることができます。
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html
最新のGDPの金額を詳細に記憶するのは、非常に困難なので、
「日本のGDPは500〜550兆円」
とざっくり記憶しておきましょう。
日本においては、GDPの急激な増減は無いと思われますので、
当面は500〜550兆円と覚えておいて問題ありません。
(勉強は早朝がベストです↓)
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国民一人当たりGDP(国別)
国別ランキング
2018年の国民一人当たりGDPは、国別で高い順に下記となっています。
①ルクセンブルク
②スイス
③マカオ
④ノルウェー
⑤アイルランド
⑥アイスランド
⑦カタール
⑧シンガポール
⑨米国
⑩デンマーク
詳細は、下記サイトで調べられます。
https://www.globalnote.jp/post-1339.html
どう覚えればよいか
国民一人当たりGDPについては、
「人口の少ない国の方が高くなりがち」
と覚えておきましょう。
例えば、次のような問題が出ます。
【例題】人口一人当たりGDPが高い順に並んでいる組み合わせはどれか?
①アメリカ – 中国 – インドネシア – インド
②中国 – アメリカ – インドネシア – インド
③アメリカ – 中国 – インド – インドネシア
④中国 – アメリカ – インド – インドネシア
答えは、
①です。
この問題では、アメリカと中国、インドとインドネシアで、
それぞれどちらが国民一人当たりGDPが高いかを問う内容となっています。
人口は、中国>アメリカ、インド>インドネシアです。
となれば国民一人当たりGDPは、アメリカ<中国、インドネシア>インド
となります。
人口が少ない国の方が、国民一人当たりGDPが高くなりがちと覚えておきましょう。
国と地方の借金
国と地方の借金は、2019年度末で、1,122兆円です。
この金額については、
「国と地方の借金は、GDPのおおよそ2倍」
と覚えておきましょう。
試験では、
「国と地方の借金が、GDPの2倍」
を知っているかを試す問題が必ず出題されます。
家計の金融資産
家計の金融資産の金額
日本の、2019年度末の家計の金融資産の合計は、1,903兆円です。
この金額は、
「GDPの、およそ3倍強」
と覚えておきましょう。
国と地方の借金と同様に、
「家計の金融資産が、GDPの3倍強」
を知っているかを試す問題が必ず出題されます。
家計の金融資産の内訳
日本の家計の金融資産の内訳は、高い順に下記の構成となっています。
現金・預金:52.9%
保険・年金等:27.8% (うち保険が19.7%)
株式等:11.1%
投資信託:3.9%
その他:4.3%
ここで覚えておくべきことは、
「現金・預金が半分以上」
「2番目が、保険(または、保険・年金等)」
「株式は非常に低い」
ということです。
試験では、
日本・米国・ヨーロッパの
家計の金融資産の内訳の円グラフに対して、国名または、内訳が
ブランクになっており、回答するという問題が必ず出題されます。
ここで、
日本 → 半分以上が現金・預金、株式が他国と比べて低い
米国 → 株式が3割強、現金・預金の割合が低い
ヨーロッパ → 現金・預金が3割強、株式が2割弱、日本と米国の中間
ということを把握しておく必要があります。
いかがでしたでしょうか?
上記は、「必ず」出題されます。
しっかり把握しておいて、確実に得点につなげていきましょう。
(こちらの記事もあわせてお読みください↓)
【日経テストで550点以上確実】勉強法と覚えるべき一覧
【日経テスト500点】最低限必要な知識②
【日経テスト500点】最低限必要な知識③