上司はバカ
「上司」
会社員にとって、畏怖の存在であり、憧れであり。
会社=上司と置き換えてもよいぐらい
密接な関係の仕事仲間です。
上司とは
上司の定義
「上司」を辞書で調べると、意味は「その人より役職が上の人」と出てきます。
辞書の通りであれば、「自分より役職が上の人は全員上司」となります。
ただし、実際には、上の人を全員上司と扱うことはあまりないので、
この記事では、「直属で、一つ上の役職の上司」で「評価を下す人」「仕事を与える人」を上司と定義することにします。
世間の上司像
世間一般の上司像は下記なのではないでしょうか?
- 「厳格」
- 「優秀」
- 「結果を出してきた」
- 「リーダーシップ」
- 「人格者」
- 「判断力が高い」
一部には、パワハラ上司など、コンプライアンス的にアウトな人も存在するかとは思いますが、世間一般の上司像とは上記のようなものではないでしょうか?
(残念ながら本記事では、このイメージを覆すようなことを記載しています、、、)
会社員にとってのストレス=上司
会社員にとってのストレスの大半は上司、といっても過言ではありません。
得意先、関係部署、あるいは仕事自体がストレス、という場合もありますが、上司のサポートがあれば、大概感じるストレスは少ないものです。
ほとんどの会社員は、上司との関係や、上司にどう見られるか、というところでストレスを感じています。
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上司だから優秀とは限らない
まず第一に頭に入れておかないといけないことは、
「上司だからといって優秀とは限らない」
ということです。
まず考えてみてください。
あなたの上司は、あなたと同じ会社に所属しているはずです。
出身の学校や前職など違いはあれど、あなたの上司は、あなたと同じような入社試験を通って、今の会社にいる、あなたと同じような属性の人なんです。
高校生の時に、隣の席にオリンピック金メダリストや国民的アイドルが座っていたこと、ないですよね?(オリンピック金メダリストならそれなりのスポーツ強豪校にいるはずです。あなたがオリンピックメダリストに準ずるアスリートであれば話は別ですが)
なので、同じ会社にいるということは、能力も大差はないのです。
「見てくれている」とは限らない
会社員であれば、「上司=評価者」ということがほとんどです。
仕事の成果は、評価者(=上司)によって、評価をくだされ、その後の給料や昇進を決める要素となります。
仕事とは、給料をもらうためにやっているものなので、給料を左右する評価が、仕事に対するモチベーションであることでしょう。
大半の会社は、曖昧な評価基準であることが多く、評価者である上司の印象によって評価が決まる、ということが往々にして起こっています。
(フルコミッションの会社以外で、上司の印象や感情が、全く評価に影響しない会社はありません。)
なので、「上司によくみてもらえるように頑張る」という考えがはたらくことになります。
あるいは、実績を残すことができないため、過程(プロセス)を評価してもらうように行動する場合もありますね。
ここで、無能な上司であると、
「部下の頑張りを見ていない」という場合があります。
(方針として、あえて頑張りを評価しない、という場合もあります。)
お役所的な評価しかできない人もいる
部下を見ていない上司にあたると、いくら頑張ろうが・行動しようが、評価されません。
目に見える結果しか評価されないことになります。
個人的な見解ですが、目に見える結果を評価することは、誰にでもできますので、
この上司は「無能」「バカ」と言わざるを得ません。
(そもそも人間が評価する必要もないですね。AIで十分です。)
上司がバカだと部下・チームは終わる
上司が「バカ」だったら、チームとして成果を上げ続けることはできないでしょう。
結果、部下・チームは、その上司がいる限り泥船に乗ることになってしまいます。
上司に従っている限り、残念ながら勝ち目はないでしょう。
上司にも「上司」がいる
ここで、注意しておかないといけない(というか分かっておかないといけない)ことは、
上司にも「上司」がいるということです。
あなたが、上司の顔色をうかがいながら仕事をしたり、「上司はバカだ」と思っているように、あなたの上司も「さらに上司」に対して顔色をうかがいながら仕事をしているのです。
なので、上司だけを見ずに、上司の上司も見ながら(あるいは上司の上司の上司の、、、も見ながら)この先の動き方を考えていく必要があります。
上司の上司もバカだったらたまりませんね、、、
上司が優秀なら部下は自然とレベルアップするし結果を残す
ここまで「バカな上司」について述べてきましたが、
では、優秀な上司とは、どのような上司なのでしょうか?
それは、「部下が成長させる」「部下に結果を残させる」ことのできる上司です。
この定義でいくと、優秀な上司になるためには、
部下の言動やメンタルに注意を払わないといけません。
これらが自然とできており、
部下・チームがレベルアップしながら結果を残していく、
というのが優秀な上司なのです。
バカな上司の対処法
ここまで「上司はバカ」ということについて解説してきましたが、
「バカな上司にはどう対処すればよいか」について書きます。
- 評価者(=上司)の性質を見極める
- やったことを記録する・報告する
- 結果を残す
評価者の性質を見極める
上司の、評価者としての性質を見極めないといけません。
普段の言動を観察するタイプなのか、プロセスを評価するタイプなのか、
周りからの評価(多面評価)を重視するか、数字のみを評価するタイプなのか、
上司の性質・評価基準を見極めないといけません。
上司の評価基準を把握した上で、日々の業務・行動につなげていかないといけません。
やったことを記録する・報告する
また、どんな人が上司であれ、やったことは記録し、報告しておくようにしましょう。
記録は、上司が別の人に変わった時や、他の人からの評価を受ける際に、正しい評価を受けるためですし、記録を残すことで、自分のやってきたことを文書化し、経験・スキルとして残していくためです。
報告が大事なのは、アピールするためとフィードバックをもらうため、です。
どんなバカな上司でも、部下が報告してきたら何らかの反応をするはずです。
上司がどんな反応をするかで、先の動き方も変わります。
結果を残す
ともあれ、一番大切なことは、「結果を残す」ことです。
「上司がバカ」とか「評価者としてどうか」とか関係なく、
誰もが納得する結果を出せばよいし、
上司が認めてくれなくても、誰かが認めてくれる結果を残せば、
なんらかの形で報われることになるでしょう。
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「言う通りに仕事して」「嫌われずに」「やったことを報告して」「結果を残す」が最強
いろいろと述べてきましたが、結論、
「言われた通りに(上司の要求する通りに)仕事して」
「嫌われずに」
「やったことを記録し、報告して」
「結果を残す」
という人が最強です。
(「当たり前やろ!」というツッコミが飛んできそうですが、改めて認識することはとても大事ですよ。)
上司がバカかどうかを見極め、上司に左右されず結果を残せるよう頑張りましょう。